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【4】20代で培った反骨精神 南会津マウンテンブルーイング経営・関根健裕

2022/04/28 08:30

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父や会社の親方たちを説得して導入にこぎ着けた人工乾燥機(左の銀色の箱)。20~30代は木材業界の流行をいち早く取り入れ、会社の業績を伸ばそうと鼻息を荒くしていた

 会津若松市や郡山市から安い材木が入ってくるようになり、現場の大工は当たり前のように町外の材木を扱い出した。「最新の商品をガンガン売りまくってやろう」。まだ若かった。新しいことを仕掛けようと、さまざまな商品を関連業者らに提案した。 注文のあった建築現場に会社の上司と出向き、住宅に使う材木を納品した数日後のことだ。「返品したい」と現場の大工から連絡が入った。契約を交わした後の出来事に唖然(あぜん)と...

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