初詣で訪れた神社でお神酒が振る舞われていた。寒さに震えながら、たとえ少量であっても酒を口に含むと清々(すがすが)しい。今年1年、健康に気を配り、いつもおいしく飲めるようにと祈った ▼人はなぜ酒を飲むのか―。酒飲みにとって永遠の問いに、作家の阿刀田高さんは答えている。「酒を飲むのは次の三つの場合に限られる。一つ、うれしい時。二つ、悲しい時。三つ、その他の時」。誰もが喜びに浸って飲みたいが、多くの...
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