東北高の野球部を「いち、やーめた!」と言った僕を、竹田利秋監督は「この状況で逃げるのか、ならさっさと帰れ!」と追い出しました。僕はそこで「ごめんなさい、やめません」とは言えなかったんです。 ボストンバッグを持って寮を出て、郡山市に移っていた実家へ帰りました。飛び出してきたものの、僕はすぐに竹田監督から「戻ってこい」と電話が来ると予想していました。でも、来た電話は校長から。戻るよう言われました...
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