北米大陸に生息するチョウ、オオカバマダラは、越冬のため数千キロの渡りをすることで知られている。秋から冬に南下する際には、カナダからメキシコあたりまで一気に移動する ▼春になると、再び北上する。ただ、南下した時の個体がそのまま故郷に戻るわけではない。旅の途中で世代交代を重ね、目的地に着くのは数世代後の子どもたち。その間の世代は出発点もゴールも見ることはない ▼震災と原発事故の県追悼式では、3人の女子...
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