小欄の手元に板を貼り合わせて作られたカタカナの「イ」がある。大きさは10センチほど。「イ」の形のままだと一本足の状態なので自立しないが、漢字の「人」のように回転させるとしっかり立つ ▼この木製品の正体はスマートフォン用のスタンド。間伐材で割り箸を製造するいわき市の企業などが数年前に開発した。技術革新を意味するイノベーションの「イロハのイ」といえる発想の転換の大切さが、たった一文字で表現されて...
この記事は会員専用記事です
残り311文字(全文511文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。