ふくしまの酒造りデジタル導入…蔵元負担減、県が実証研究へ

　福島県は本年度、本県が全国に誇る県産日本酒の品質向上や作り手の負担軽減に向け、酒蔵へのデジタル技術導入を支援する実証研究に着手する。デジタル技術により、熟練杜氏（とうじ）の経験などに頼ってきた温度管理を数値化。データの分析や共有により日本酒のさらなる品質向上につなげるほか、離れた場所からも温度管理が可能なシステムを構築、より負担の少ない酒造りの可能性を探る。　日本酒造りでは、日本酒の元となるもろ...