第69回「二本松の菊人形」は10日、二本松市の霞ケ城公園で開幕した。来場者が日本最大級の菊の祭典を楽しんでいる。11月18日まで。二本松菊栄会の主催。
今年は「華やぐ江戸文化~蔦屋重三郎の生きた世」をテーマに歌舞伎の名場面や江戸の町民文化、浮世絵など7場面を設けて計24体の菊人形を展示している。
期間中は県と二本松の両菊花品評大会を開催する。1本の茎から千輪ほどの花を咲かせる「千輪咲」は今月下旬~11月上旬ごろに見頃を迎える予定。「菊のガーデンコーナー」や動物などの菊飾り(トピアリー)を展示している。時間は午前9時~午後4時。入場料は高校生以上900円、中学生以下無料。問い合わせは二本松菊栄会(電話0243・55・5122)へ。