いわき市のJRA競走馬リハビリテーションセンターにある競走馬用のプールは15日、気温の低下に伴いプール納めとなり、リハビリに取り組む馬3頭が今年最後のプールに入った。
プールは水深3メートル、1周約40メートル。けがをした馬が下肢部に負担をかけずに心肺機能を鍛えることができる。今年は5月にプール開きを行い、これまでに9頭が利用した。
例年、水温が20度程度になるとプールの終了を検討しており、爽やかな秋晴れとなったこの日の水温は20.5度。馬たちは鼻息の音を鳴らしながら、名残惜しそうに泳いでいた。