県が22日発表した県内高校の今春卒業者の就職内定状況によると、9月末現在の内定率は68.5%で、前年同期の68.3%を0.2ポイント上回った。
県によると、9月末現在の内定率は人口減少に伴う就職希望者の減少や県内企業の人手不足などを背景に、上昇傾向が続いている。
全日制・定時制の高校89を対象に調査した。就職希望者3348人(前年同期比33人減)に対し、内定者は2295人(同13人減)だった。このうち県内就職は1870人で、県内留保率は81.5%(同1.0ポイント減)だった。
県の発表は公務員などを含めた各校からの情報で集計しているため、福島労働局の発表とは異なる。