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若者も飲んで!日本酒3商品 福島県内3蔵元と日本JC、11月発売へ

2025/10/28 12:50

(前列左から)松本、岩田、佐藤の各氏(後列左から)広上、大和田、米田、谷口の各氏

 日本青年会議所(JC)と福島県内3蔵元が協力し、県産のコメなどを使用した日本酒3商品が完成した。主に若年層をターゲットにしていて「若い世代に日本酒の魅力を伝え、地域文化の継承と再生を目指す」としている。

 関わったのは同JCの地域ブランド確立委員会や大和川酒造店(喜多方市)、名倉山酒造(会津若松市)、笹正宗酒造(喜多方市)で構成する「会津酒造イノベーションプロジェクト」。1月から新しい日本酒の開発に取り組んできた。

 完成したのは▽原材料を地元産にこだわり、食事と楽しめる味に仕上げた「YAUEMON(ヤウエモン、税別5000円)」▽甘酸っぱくフルーティーな味わいにした「FULTTER(フルッター、税別2500円)」▽ほんのりとした甘さと発泡性が特徴の「PANDA5.(パンダファイブ、1万円)」―の3商品。11月初旬ごろから来年2月ごろにかけて、各社のECサイトなどで各500本程度販売する予定。

 同委員会の米田恵樹委員長(富山県高岡JC)は27日、福島民友新聞社の取材に「若者に親しみやすい日本酒になった。国内外に発信していきたい」と語った。大和田諒副委員長(福島JC)、広上直行総括幹事(高岡JC)、谷口隆治会計幹事(福島JC)、大和川酒造店の佐藤雅一代表社員、名倉山酒造の松本和也社長、笹正宗酒造の岩田悠二郎社長が同席した。

 一行は同日、県庁に内堀雅雄知事を訪問した。

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