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「川俣シャモになる有精卵のプリン」 道の駅かわまた(川俣町) ふわとろ食感、味は濃厚

2025/11/13 08:25

川俣シャモになる有精卵のプリン

 「川俣シャモになる有精卵のプリン」は、その名の通り川俣シャモの有精卵で作ったプリン。川俣町の道の駅かわまたで限定販売されている。滑らかでクリーミーな「ふわとろ」食感と、濃厚な味わいが楽しめる、とっておきのお土産だ。カラメルソースが別添なので、好きなタイミングで味の変化を楽しめる。

 材料はシンプルで、川俣シャモの卵と、牛乳、てんさい糖が使われている。シャモの卵はニワトリに比べ黄身の色が薄いが、味は濃く、こくがある。てんさい糖はテンサイ(ビート)から作られるミネラルが豊富な砂糖で、優しい甘さが特徴的だ。

 開発を手がけたのは町農業振興公社で、福島市の「プリン工房はちまん」と共同で製品化を進めた。同店の江口耕之輔さん(43)は「川俣の産品をプリンにして広める取り組みに関わることができてうれしい」と話す。パッケージのイラストは江口さんの妻弘美さん(43)が担当し、山とシャモ、子どもを描いた。「自然豊かな川俣で育ったシャモと元気な子どもをイメージしました」

 川俣町を訪れてもらうきっかけになればと、道の駅でのみ販売している。同公社営業課長の菅野展茂(のぶしげ)さん(43)は「道の駅だけでしか売っていないので、出合えたらラッキー。見つけたらぜひ手に取ってみてください」とお薦めしてくれた。今後は、桑の葉を使った抹茶風の「桑の葉プリン」も思案中だという。

          ◇

 道の駅かわまた 川俣町鶴沢字東13の1。かわまた銘品館シルクピア。電話024・566・5253。営業時間は午前9時~午後5時。プリンは瓶入りで、1個500円。

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