いわき産イチジク使ったフィナンシェ　福島大生が開発、マルト２店舗で販売

　福島大食農学類の学生は、いわき市産イチジクを使った洋菓子「いちじくフィナンシェ」を開発した。１４日から同市のマルトＳＣ平尼子、岡小名の２店舗で販売している。

　同学類と市が連携し、市産イチジクの特産品化や流通ルートの確立化などを目指す取り組み。学生が考案したレシピに基づき、マルトが商品化した。セミドライ加工したイチジクをふんだんに使用することで、芳醇（ほうじゅん）な香りと食感、甘さが楽しめるフィナンシェに仕上げた。

　学生らは販売初日の１４日、マルトＳＣ平尼子店で販売実習を行い、来店客に試食を配布して商品の魅力をＰＲした。参加した女子学生（３年）は「市産イチジクを身近に感じてほしい」と話した。価格は１４１円。イチジクがなくなり次第販売終了となる。問い合わせは各店舗へ。