150年以上の歴史を誇る福島県浪江町恒例の大露店市「十日市祭」は22、23の両日、東日本大震災前の会場だった新町通りに戻り15年ぶりに開かれる。かつて双葉郡で最大規模の商店街だった通りは原発事故を経て、その面影はなくなった。それでも町民有志らでつくる実行委員会は「十日市祭を通じて買い物をする雰囲気が通りに戻り、店が増えていってほしい」との願いを込め、元の場所での開催を決めた。 春は苗市、夏は...
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