本県出身の戦没者を慰霊する沖縄の「ふくしまの塔」が建立から60年目を迎えた。塔は国内唯一の地上戦となった沖縄戦で命を落とした本県出身者の遺族らの心のよりどころとなった。戦後80年となる今年も県遺族会員らが現地を訪れ、節目の慰霊祭を20日に行う。 「戦死した場所を一度は訪ねたいというのは遺族の抱く共通の願いだ」。県遺族会事務局長として慰霊祭に約20年間携わってきた佐藤洋孝さん(84)はそう語る...
この記事は会員専用記事です
残り796文字(全文996文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。
