東京電力福島第1原発事故を受けて閉鎖を余儀なくされた双葉病院(大熊町)がいわき市に移転し、「市里(いちり)病院」と名前を変えて開院した。事故発生直後、福島第1原発に近い双葉病院に残って入院患者らの避難に当たった鈴木市郎理事長は病院の復興半ばの2019年に84歳で死去。鈴木理事長の遺志を継ぐ病院関係者は、双葉郡といわき市の精神科医療の充実に向けた強い思いを語る。 医療法人博文会が運営する市里病...
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