• X
  • facebook
  • line

福島ファイヤーボンズ「14連勝」 バスケB2、静岡に勝利

2025/11/23 08:00

【福島―静岡】第2Q、シュートを放つ福島の新川=宝来屋ボンズアリーナ

 バスケットボール男子Bリーグ2部(B2)東地区首位の福島ファイヤーボンズは22日、ホームの宝来屋ボンズアリーナで西地区の静岡に101―63で勝利し、連勝記録を14に伸ばした。通算成績は15勝1敗で東地区首位を維持。福島は次戦の23日も同会場で静岡と対戦する。午後1時35分開始予定。

 【経過】序盤は互いに点を取り合う接戦となったが、福島は速攻などを絡めて着実に得点を奪い、前半を7点リードで折り返した。第3Qに入ると守備が機能し、11連続得点などで32点差と一気に突き放した。第4Qに入っても攻撃の手を緩めず大差で快勝した。

 第3Q猛攻、100点ゲーム

 古巣相手に成長した姿を見せつけた。今季静岡から福島に移籍したSG新川敬大は、今シーズン最多となる11得点の活躍で、100点ゲームでの快勝に貢献。第3Qにはファールを受けながらも3点シュートを沈めてチームを勢い付け、大量得点につなげた。新川は「思い入れのあるチームとの大切な試合。前半は接戦だったが、後半に圧倒することができた」と笑顔を見せた。

 第3Q残り6分9秒、新川が左サイドからシュートを放つと、相手選手からファールを受けた。倒れ込みながらも3点を奪い、フリースローも獲得したが、新川は相手選手との接触で負傷。一時ベンチに下がり、交代した益子拓己がフリースローを決めた。

 この新川の体を張った「4点プレー」が、チームに火を付けた。11連続得点の猛攻を見せると、その間約5分間にわたって無失点に抑える堅守もあり、一気に相手を突き放した。

 「流れを引き寄せるという自分の仕事は遂行できたし、交代した益子がフリースローを決めてくれた。チームで取れた得点」とうなずく新川。「明日も勝って2連勝で終えたい」と、頼もしく語った。

この記事をSNSで伝える:

  • X
  • facebook
  • line