県は20日、香港で県産農林水産物の風評払拭や魅力発信を目的に、現地の食品関連事業者との交流会を開き、県産食品や日本酒のおいしさをアピールした。
復興の歩みや県産農林水産物の安全性の確保に関する取り組みを発信し、販路回復につなげようと開催した。本県からは五十嵐製麺、相馬屋、県食品生産協同組合、たふぃあ、県酒造組合が参加。現地の卸業や小売店、飲食店の関係者ら約70人に、喜多方ラーメンや県トップブランド米「福、笑い」など自慢の商品の魅力を伝えた。
県は県産農林水産物の安全性や観光名所を紹介したほか、県産酒かすを与えて育てた本県ブランド牛「福粕花(ふくはっか)」や日本酒オリジナルカクテルを振る舞った。
現地の参加者からは「商品の取り扱いを検討したい」「観光や食などさまざまな魅力に触れ、福島に行ってみたい」などの声が寄せられたという。
