全国各地でサウナ事業を展開する「サウナイン」(大阪市)は3日、福島県白河市に古民家1棟の貸し切り型サウナ施設をオープンする。東北地方での開業は初めて。蔵を改装した和の空間が広がるサウナで、心身を癒やす時間を提供する。
施設名は「Edge sauna 9 Shirakawa Fukushima(エッジ サウナイン シラカワ フクシマ)」。江戸時代から残る古民家を木造2階建て、延べ床面積約196平方メートルのサウナ施設に改装した。室内は黒を基調としており、落ち着いた雰囲気が漂う。建物の所有者から委託を受け、同社が運営する。
サウナ室は日帰り用(午前と午後の2部制)と宿泊者用で分けている。日帰り用サウナ室は古蔵を改装して造り、地下水を使った水風呂が楽しめる。
宿泊者用サウナは古民家内に設けており、ひのき風呂がある。1回の利用は1組限定。いずれもロウリュと外気浴が体験できる。
同社は空間と自然環境が一体となって、五感を感じられるサウナ体験の場を提供。東京都や大阪府など約10カ所でサウナ施設を運営している。今回は自然が豊かで、首都圏から交通の便が良い白河市を選んだ。
日帰り用は2時間コースで、午前10時半~午後0時半と午後1時~同3時の2部制。1人3000円で最大6人が利用できる。宿泊者用は1人1万7000円からで、1棟貸しは2人以上から。最大14人が宿泊できる。
場所は白河市大久保44の1。詳細は公式サイト(https://www.sauna9.com/shirakawa‐opening)、問い合わせはメール(info@ninedesign.jp)から。
