福島市は1日、JR福島駅東口の指定喫煙所を花時計裏から駅前交番東側へ移設した。従来のパーテーション型からコンテナ型に変更し、受動喫煙防止対策を強化した。
新しい喫煙所は、機械で煙や臭いを浄化し、受動喫煙を防ぐ構造。市の指定喫煙所として初めて、コンテナ型が採用された。喫煙所は24時間利用可能で、利用者の安全に配慮してエアコンやカメラを設置。壁には禁煙や卒煙を促すポスターを掲示した。
同日、喫煙所周辺では、市などでつくる福島市受動喫煙防止対策推進委員会や学生ボランティア団体が、チラシを配って受動喫煙防止を呼びかけた。
利用した福島市の40代会社員女性は「以前は信号を待っている人の方に煙が行くこともあったが、これなら迷惑をかけないと思う。立地もよく、中は快適だった」と話した。
