南相馬市のベンチャー企業Zip Infrastructure(ジップ・インフラストラクチャー)は、同社の開発する自走式ロープウエーが成田空港内の新交通システム調査で、導入可能性に関する聞き取りを受けたと発表した。
調査は旅客や貨物、従業員などを輸送する新交通システムの導入可能性の検討に向け、技術的動向などを把握する目的で実施された。詳しい調査内容は非公開。
同社の自走式ロープウエー「ジッパー」は直線では2本のロープ、カーブなどではレールを無人走行する。交通渋滞や人手不足の解消が期待されるほか、建設コストが安く、新たな交通手段として注目されている。
