記録的な大雨で冠水した三重県四日市市の地下駐車場「くすの木パーキング」を運営する第三セクター「ディア四日市」は3日、天井まで浸水した地下2階に残された車をレッカー車で運び出し、一連の搬出作業を終えた。これまで計271台が運び出され、残る3台は後日所有者が移動させるという。
搬出作業は9月29日から開始。同社によると、県内外から集めたレッカー車25台ほどを使って地下駐車場から市内に設けた仮置き場へ運んだ。車体は泥で汚れ、一部の車は窓ガラスが破損していた。車両の補償は未定としている。
地下駐車場は9月12日夜の大雨で地下1、2階ともに冠水した。