【ジュネーブ共同】男性として生まれて女性を自認するトランスジェンダー選手の五輪への女子競技参加について、国際オリンピック委員会(IOC)が禁止する方向で検討していることが分かった。複数の英メディアが10日、報じた。
タイムズ(電子版)はミラノ・コルティナ冬季五輪が行われる来年の早々に発表されるとの見通しを伝え、BBC放送(電子版)は来年中に禁止措置が導入される可能性が高いと報じた。
タイムズによると、専門家の報告で「男性ホルモンのテストステロン値を低下させる治療を受けても、男性として生まれたことによる身体的優位性が残る」との科学的証拠が示されたという。
