語学学校を世界展開する企業「EFエデュケーション・ファースト」(スイス)がこのほど発表した英語圏以外の国・地域の2025年版「英語能力指数」で、日本は前年から順位を四つ下げ、96位と過去最低を更新した。国際化が進展する中、若年層の英語力向上のペースが鈍く、11年連続で順位を落とした。
オランダが7年続けて首位を守った。2位はクロアチア、3位はオーストリア。日本は韓国やベトナム、インドネシア、中国にも差を広げられ、アジア25カ国・地域では18位だった。
調査対象は123カ国・地域で同社の英語テストを受けた18歳以上の約220万人。25年の全体の平均指数は前年比11ポイント上昇の488。日本の指数は446。
