北陸新幹線敦賀(福井県)―新大阪延伸ルートを巡り、日本維新の会の前原誠司顧問は1日、計画再検討のための議論のたたき台として、8パターンの案を用意したと明らかにした。前原氏は維新内のプロジェクトチーム(PT)の座長。2日に開く党の会合で了承を得て、自民党との協議に入りたい考えだ。京都市内で記者団の取材に答えた。
8案の詳細は明らかにしなかったが、現行の「小浜京都ルート」も含むとした。整備新幹線に関する与党PTでは、自民、維新両党からそれぞれ共同座長を出すことになったとも説明。維新側は自身が務めるという。
現行の「小浜京都」を巡っては、京都府内で地下水への影響を懸念する声がある。
