数字は陽子と中性子の数

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 セシウム134や137、ウラン235や238など、多くの放射性物質の後ろに100とか200といった数字がついています。これらは一体何なのでしょうか。

 すべての物質は目に見えない小さな「陽子・中性子・電子」の粒がそれぞれ何個かずつ集まってできています。これらの個数のバランスが悪いとその物質は不安定になり、これを放射性物質と呼びました。

 物質の後ろについている数字は、陽子と中性子の粒の個数の合計です。例えば、セシウム137は陽子55個と中性子82個の合計137個で出来ています。加えてセシウムやウランといった物質の名前は中性子の数とは関係なく、陽子の個数だけで決まります。どのセシウムも陽子の個数は同じなので、セシウム134であれば陽子55個と中性子79個ということになります。

 同じく、ウラン235は陽子92個と中性子143個、ウラン238の陽子は同じで92個に対して中性子146個で出来ています。

 この個数のバランスによって物質の性質は異なります。放射性物質は個数のバランスが悪く、安定になろうとして物質の外に「陽子・中性子・電子」自身やエネルギーを吐き出す。それが放射線でした。