戦後、増加する電力消費量

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 日本の電力消費量は、戦後ほぼ一貫して増えてきました。特に高度経済成長期以降、電力消費量は大幅に伸び、2015年の消費量は1965年の約5.5倍です。震災以降、さまざまな節電の取り組みによって、その伸びは鈍化していますが、世界的にみても日本の電力消費量は中国・アメリカ・インドに次いで第4位、1人あたりの消費量も世界第4位です。

 このように日本はエネルギー消費大国である一方、よく知られているように石油や天然ガスなどの資源には乏しく、エネルギー自給率の低い国でもあります。特に震災後の自給率は以前よりさらに下がって6~8%前後、資源のほとんどを海外からの輸入に頼っています。

 原油はサウジアラビアやアラブ首長国連邦など中東に8割以上依存しています。また石炭や天然ガスも、そのほとんどが海外からの輸入です。エネルギー自給率が低いと資源を確保する際に国際情勢の影響を受けやすくなったり、値段の変動の影響を強く受けたりすることを意味します。オイルショックや戦争・紛争などエネルギー自給率に大きな影響を及ぼすイベントはこれまでも繰り返し起こってきました。