エネルギー自給率の低さ

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 日本はエネルギー消費大国である一方、石油や天然ガスなどの資源には乏しく、エネルギー自給率の低い国でもあります。

 日本はエネルギー源として、石油・石炭・天然ガスなどの海外から輸入される化石燃料に震災前から大部分を頼っていましたが、その傾向は震災後さらに高まりました。化石燃料を海外に依存する割合は震災前81%だったのに対し、震災後は原子力発電所の稼働停止に伴う火力発電所の焚き増しも関係し2016年度は89%でした。

 電力の供給源としては、16年度の発電電力量全体の中で天然ガス(40.4%)、石炭(33.3%)、石油(9.3%)が主体となり、次いで再生エネルギー(太陽光・バイオマス・風力・地熱など)が7.8%、水力が7.5%と続きます。原子力は1.7%でした。

 電力の供給源は国によって大きく異なり、カナダだと水力が約6割に対して、フランスは原子力が約8割、ドイツは再生エネルギーが約3割です。それぞれ日本と大きく異なります。その国の経済や社会状況に加え、周辺の国々のバランスの中でどのようなエネルギーに頼っていくのかを考えていく必要があるのです。