電力供給源に長所と短所

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 日本はエネルギー消費大国である一方、石油や天然ガスなどの資源には乏しく、エネルギー自給率の低い国でもあります。電力の供給源としては石油・石炭・天然ガスが全体の8割を超え、その多くを海外からの輸入に頼っています。

 電気を安定して使うには、発電量(供給)と消費量(需要)を常に同じになるように合わせる必要があります。ただ、私たちの電気の消費量は季節によって、日によって、時間によって大きく異なります。例えば、朝起きて活動を開始すると寝ている時より電気の使用量は増えます。寒い日や暑い日には暖房・冷房を多く使います。電力消費の時間によるアップダウンにあわせて発電量を変化させる必要があるわけです。

 その一方で、電力の供給源はそれぞれで短所と長所があります。例えば太陽光・風力発電は国内のエネルギー自給率を高め、発電時に二酸化炭素を排出しない一方で天候によって発電量が不安定になりがちです。火力発電は発電量の調整はしやすい一方で二酸化炭素などの排出量は増えます。

 全てにおいて長所または短所だけの電力の供給源はありません。コストも異なります。バランスをとってどのようなエネルギーに頼っていくのかを考えていく必要があるのです。