矢祭町の奥久慈県立自然公園矢祭山(矢祭山公園)でツツジの枝2本が切断されていたことが21日、町への取材で分かった。
矢祭山公園は「東北の耶馬溪(やばけい)」と称される景勝地で、多くの観光客が訪れる。町によると、14日に管理人からの報告を受け、町職員が現場を確認して被害が発覚したという。
現場は第9久慈川橋りょうが見える地点で、JR水郡線の列車と紅葉を撮影できる写真スポットとして知られており、県内外から鉄道や写真の愛好家らが訪れる。町は、写真を撮影する際に邪魔になるとして故意に枝が切断されたとみている。町は「ルールやマナーを守って写真の撮影を楽しんでほしい」と訴えている。
