帰り待つ古里...動き出す飯舘村民 重く長い時間から『再生の芽』

03/04 14:36

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31日に避難指示が解除される飯舘村。山あいの村は住民の帰りを待っている

 南相馬市と川俣町を結ぶ県道12号が、飯舘村内を東西に貫く。震災前と同じように自動車が行き交う。しかし、村民の暮らしぶりを感じることはまだ少ない。震災と原発事故以降の6年間、人口6100人の村には重く長い時間が流れた。東京電力福島第1原発事故で全村避難を余儀なくされ、村民は古里を追われた。帰還困難区域を除いた避難指示解除を目前に控え、村再生の種は芽を出したところだ。  「畜産の村」復活使命 水田地...

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