石川町中野に昨年秋、ラーメン店「白河手打中華せいくん家」が開店した。中華料理に約40年携わり、ホテルで料理長を務めた店主原田誠一さん(64)が独自の味にこだわった白河ラーメンを提供している。
原田さんは西郷村のラーメン店「いまの家」の今野孝子さんを姉に持つ。ラーメンの食べ歩きが趣味で「いつか自分のラーメン店を構えたい」と思い描いていた。妻真由美さんの実家がある同町で新たな挑戦をしようと、JR野木沢駅近くの空きビルで昨年11月に開業した。うま味調味料は使わず、6種類の地鶏をふんだんに使ったスープが特徴。「企業秘密」という味作りには中華料理で培ったノウハウを生かしている。原田さんは「『また行きたい』と思ってもらえる味を目指している」と話した。
住所は石川町中野字八斗蒔15の5。時間は午前11時~午後3時(スープがなくなり次第終了)。水曜日と毎月第2、第4週の木曜日は休業。