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【6】漫才師になりたかった 落語家・桂幸丸

2025/02/08 10:15

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幼少期の私(右)。きょうだいの節目には必ず写真を撮っていました。父は10年ほど前に亡くなりましたが、93歳になった母は実家で弟夫婦と元気に暮らしています

 「着物の人が座布団に座って話すだけ。なんて地味で面白くないんだろう」 子どもの頃の落語への思いです。以前も話しましたが、当時の私は落語が好きではなかった。テレビに噺家(はなしか)が出てきたらチャンネルを変えるほどでした。 でも、「お笑い」や人を笑わせることは好きだったんです。幼少期はドリフターズや殿さまキングスに夢中。「僕は長男だから家を継がなければいけないが、できることなら東京に出て漫才師にな...

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