古代ローマ帝国の初代皇帝アウグストゥスは上下水道などの都市基盤の整備、通貨制度の統一などに取り組み、平和と繁栄の礎を築いた。さまざまな施策に必要な財源を確保するため、徴税制度の構築にも力を入れた ▼退役軍人への給付金のための相続税、軍事費確保の目的であらゆる商品の売買に一律1%を課した物品税など、現代に通じるものが多い。盛んとなった交易にも税を課し、国家の財政を安定させ、国を豊かにした ▼きょうは...
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