「ラグビーから離れて考える時間が欲しい」。大学受験に失敗した私は父に頼み、京都で下宿しながら予備校に通わせてもらった。だが、真面目に通ったのは最初の1カ月だけ。今後の人生について悩む時間が増え、哲学の道を歩いたり、図書館へ行ったりした。 「なぜ世界の半分が飢えるのか」。そんな時に図書館で出合ったのがこの本だ。利益至上主義の国際的なアグリビジネスの存在など世界の現状を知り、衝撃を受けた。「飢え...
この記事は会員専用記事です
残り618文字(全文818文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。