立春は過ぎたが、彼岸まで少し間がある。そんな今頃よく聞く言葉が「三寒四温」。寒い日が3日続くと、暖かい日が4日。一進一退しつつ暖かさを増す早春の気候と、寒さに耐え春本番を待つ人々の心情をともに表現している ▼ただ、この解釈はオリジナルとは異なる。元全国漢文教育学会長の石川忠久さんによると、三寒四温は元来、寒気が3日強まった後4日緩むという、中国東北部などの冬の気候をいう言葉だ ▼言葉の意味はどんど...
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