物心ついて以来アウェーで生活してきた。引っ越しも転職も大好きで、東京での出版の仕事と茨城でのNPO活動など二足以上のわらじを履くのにも慣れていた。しかし還暦が視野に入った頃、「時間に追われる仕事に区切りを付け、異文化に接する活動を生涯の仕事にしよう」と思い立った。故郷の岡山で県登録の通訳ガイドとしてインバウンド(訪日客)観光に挑戦したのだが、その矢先に新型コロナウイルス禍の洗礼。「六十路(むそじ...
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