東京電力福島第1原発2号機で、溶け落ちた核燃料(デブリ)の試験的な取り出しが迫る。順調なら8月上旬までには準備が整う見通しで、度重なる延期を経て、ようやく廃炉工程は新たな段階に入る。最難関とされるデブリ取り出しに向け、関係者は安全・安心な作業を求める。 8月にも着手 東電は、2号機のデブリの試験的取り出しについて8~10月の作業着手を目指している。原子炉格納容器側面の貫通部から遠隔操作で...
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