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安積黎明と郡山が金賞、全国へ 全日本合唱東北高校の部

2025/09/27 09:50

2回連続22度目の全国大会出場を決めた安積黎明(女声)
13回連続14度目の全国大会出場を決めた郡山

 第77回全日本合唱コンクール東北支部大会は26日、盛岡市のトーサイクラシックホール岩手で3日間の日程で始まった。初日は高校の部が行われ、福島県勢はAグループ(6人以上32人以下)で安積黎明(女声)、Bグループ(33人以上)で郡山が金賞に輝き、全国大会出場を決めた。安積黎明は総合順位で2位、郡山は4位だった。

 全国大会出場は安積黎明(女声)が2回連続22度目(安積女時代を除く)、郡山は13回連続14度目となる。

 安積黎明の紅林愛美部長(3年)は「混声の練習もあり、限られた時間の中で表現を磨いてきた。全国に向けてもう一度詩を読み込んで、心が伝わる演奏を目指したい」と意気込んだ。

 郡山の岩崎友香部長(3年)は「パートごとの重なりを意識する練習をして、県大会よりも和音の精度を高めることができた。全国では曲のテーマにより迫っていきたい」と語った。

 県勢はこのほか、日大東北、会津、安積黎明(混声)が金賞を受賞したが、全国大会出場はならなかった。

 大会は全日本合唱連盟東北支部などの主催。高校部門はAグループ22団体、Bグループ10団体の審査が行われた。本県からは計10団体が出場し、課題曲と自由曲を披露した。大会2日目の27日は中学部門が行われる。中学・高校部門の全国大会は10月25、26の両日、富山市のオーバード・ホールで開かれる。金賞以外の県勢の成績次の通り。(銀賞は成績順)

 ◇Aグループ ▽銀賞=安積、郡女大付、いわき総合・磐城桜が丘▽銅賞=いわき光洋

 ◇Bグループ ▽銀賞=橘

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