福島市のふくしまスカイパークで来月開かれる空中パフォーマンス「WINGS2025」を前に、同市のエアレースパイロット室屋義秀選手らは26日、現地でリハーサルを行った。新競技「エアダンスバトル」の初披露に向け、室屋選手らが時間や飛行場所などを確認した。
エアダンスバトルは曲技飛行と音楽が融合した飛行演技バトルで、世界初の試み。40秒ごとに互いにアクロバティックな技を繰り出し、難易度や音楽との調和を5ラウンドで競い合う。勝者は会場の審査員と観客が判定する。
この日は室屋選手が実際に飛行しながら、本番の進行や各作業の段取りなどを確かめた。競技を考案した室屋選手は「飛行機ファンだけでなく、音楽やフェスが好きな人も楽しめる。この競技が福島を発信地として世界に広がればうれしい」と語った。
WINGS2025は10月12日午前10時から。室屋選手のほか、「エアレースX」25年シリーズ総合3位のアーロン・デリュー選手(オーストラリア)が参戦する。
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