【Q】事業者が自宅を訪れ「太陽光発電設備の点検が義務化された」と言われ、点検してもらったところ、修理代が40万円かかると言われました。慌てて了承しましたが、高額なので解約できないでしょうか。
「義務化」慌てず慎重契約
【A】太陽光発電設備に関する点検商法の相談が消費生活センターに寄せられています。太陽光発電システムを安全に利用するためにも定期的な点検は重要ですが、点検の義務対象であるかどうかは、各設備が該当する関連法令により異なります。
「点検が義務化された」などと言われても慌てず、設置を依頼した事業者に点検の要否を確認することが大切です。
点検の勧誘をされたり契約をせかされたりしても、その場で契約せずに、複数社から見積もりを取り、よく確認した上で、慎重に検討をしましょう。
本相談のような訪問販売や電話勧誘販売に該当する場合は、契約書面を受け取った日から8日以内であれば、原則としてクーリングオフが可能です。
ほかにも太陽光発電システムの点検をきっかけに屋根工事など別契約を迫られるケースもあるので、注意してください。
困ったら県消費生活センターへ (電話)024・521・0999
