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【トラブル解決なび】「厚労省」「支援団体」かたるメール

2025/10/23 09:30

 【Q】「厚労省」を名乗る団体から、特別支援として高額の支援金を給付するという内容のショートメールが届き、給付手続きを進めていくと支援金の受取手数料として3千円の電子マネーを購入するよう表示されました。怪しいと思い、無視しましたが、詐欺でしょうか。

 「支援金の手数料を」は詐欺

 【A】これは、「厚労省」や「特別法人支援団体」など、公的に存在するかのような名称をかたり、支援金を給付する内容のメールから、受取手数料などの名目で金銭をだまし取る「支援金詐欺」の手口です。指示通りに電子マネーを送金したが、支援金を受け取ることができないという相談が消費生活センターに寄せられています。

 メールで突然、支援金を給付するといったうまい話があったとしても、そこには裏があります。「支援金を受け取るにはまず○○円を支払ってください」は典型的な詐欺の手口です。

 見知らぬ差出人からのメールや、心当たりのないメールには安易に返信しないようにしてください。

 送金してしまった後では取り戻すことは困難です。少しでも怪しいと感じたら、送金する前にまずは家族や友人などに相談するか、消費生活センターに相談しましょう。

 困ったら県消費生活センターへ (電話)024・521・0999

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