意外に思う人もいるかもしれないが、会津藩は江戸時代後期、三浦半島や房総半島にも領地を持っていた。当時、幕府から江戸湾の警備を命じられたためで、親藩として期待された藩は湾内に進出してくる外国船に備えた ▼藩士は会津から家族と一緒に引っ越して、現在の神奈川県横須賀市や千葉県富津市の周辺を管轄した。千人以上が派遣され、陣屋などを拠点に大砲を設置する台場を建設したり、船での警備を担当したりした ▼...
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