東北電力、初任給を最大1万8000円引き上げ　大卒は25万3000円に

　東北電力と東北電力ネットワークは２６日、２０２６年４月入社の社員の初任給を最大で１万8000円引き上げると発表した。人口減少や若年層の流出に伴う人材獲得競争の激化に対応する。初任給の引き上げは３年連続。

　高卒が１万8000円増の２１万3000円となるほか、いずれも現行から１万～１万1000円増で短大卒が２１万5000円、高専卒は２３万4000円、大卒は２５万3000円、大学院（修士）卒は２７万6000円、大学院（博士）卒は２８万5000円とする。今後、労働組合との協議を経て正式決定する。