各地の定期市に詳しい民俗学者の山本志乃さんによると、土地によっては「市風(いちかぜ)に当たると一年中風邪をひかない」とのいわれがあるという。市風に当たるとは、市に来てその場の空気に触れることを指す ▼市は目に見えない神様に守られた場として始まったため、訪れてご利益にあずかる意味を持つ。市は同時に、他者との関わりの中で生きる知恵を身につける場でもあった。山本さんは、それが人生の起伏を乗り越える...
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