米国の生成AI事業者「パープレキシティ」による報道機関の記事の無断収集・利用行為は、明確な著作権の侵害であり、ジャーナリズムの基盤を根本から揺るがすものとして、看過できません。
わたしたちの地域に根差した報道は、多くの人の知る権利に応え、社会を支えてきました。正確で公正な報道の継続には多大な時間と資源を投じており、パープレキシティ社のようなコンテンツへのフリーライド(ただ乗り)を許せば、取材体制を維持していくことは困難となります。またパープレキシティ社が表示した生成物は、内容に誤りを多数含んでおり、報道機関が長年にわたって培ってきた信用を毀損しています。
わたしたちは、パープレキシティ社に対して、違法な記事収集行為の即時停止と、過去の記事収集・利用行為の実態を説明し、対価を支払うなど適切な行動を取ることを求めます。
