• X
  • facebook
  • line

【6】走り屋をサーキットに 東北サファリパーク、エビスサーキット社長・熊久保信重

2021/07/03 08:30

  • 有料記事
エビスで走ってもらうためにチラシを配りに峠を訪ねていた頃の私(中央)。大会で優勝すると走り屋たちが認めてくれた

 「ドリフトをサーキットに」。私の熱い思いとは裏腹に、反応はさっぱりだった。  車を横滑りさせて走るドリフトの愛好者は「峠族」「走り屋」などと呼ばれ、活動は主に週末の夜。だからサーキットに照明を整備し、土曜日の夜にナイター走行を始めた。料金も昼間の半額の6千円に設定した。  料金を安くしたといっても、峠道ならただで走れる。走りに来る人はほとんどいなかった。ならば直接頼もうと考え、何百台も集まるよう...

この記事をSNSで伝える:

  • X
  • facebook
  • line