「ドリフトをサーキットに」。私の熱い思いとは裏腹に、反応はさっぱりだった。 車を横滑りさせて走るドリフトの愛好者は「峠族」「走り屋」などと呼ばれ、活動は主に週末の夜。だからサーキットに照明を整備し、土曜日の夜にナイター走行を始めた。料金も昼間の半額の6千円に設定した。 料金を安くしたといっても、峠道ならただで走れる。走りに来る人はほとんどいなかった。ならば直接頼もうと考え、何百台も集まるよう...
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