大七酒造(二本松市)の2大商品、純米酒の「純米生(きもと)」と本醸造の「本醸生」が今月、約30年ぶりにリニューアルした。太田七右衛門社長は「酒の持つうまみと料理との相性をとことん追求した。今まで大七を飲んだことがなかった人にも自信を持ってお薦めしたい」とPRしている。
1982年の発売以来、ロングセラー商品となっている生シリーズは、深みのある味わいと現代の嗜好(しこう)に合わせた飲みやすさを両立させた逸品として人気を集めている。今回のリニューアルでは日本人の食生活の変化やグローバル化の進展を踏まえ、日本酒本来のうまみを若い世代にも受け入れやすく、多様化した顧客のニーズに対応できるようリフレッシュして再提示した。
芳醇(ほうじゅん)で洗練されたうまみの純米生はぬるかんと熱かんで圧倒的なうまみが口の中に広がり、冷酒では洗練された味わいが料理に寄り添う。1.8リットル3091円、720ミリリットル1606円。
キリッとした爽やかなうまみの本醸生は、冷酒では辛口の引き締まったうまみが料理を引き立て、かん酒では豊かなうまみが味わえる。1.8リットル2607円、720ミリリットル1364円。
問い合わせは大七酒造(電話0243・23・0007)へ。