ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)は、明治時代に来日し、後に帰化したアイルランド出身(イギリス国籍)の作家。日本の古い怪異譚(たん)を収めた「怪談」などの著作で、海外に日本の文化を紹介した。 そんなハーンを語るとき不可欠なのが、ドラマでも話題になっている妻の小泉セツだ。日本が近代化を急ぐ時代、彼女は失われていく習俗に魅了されたハーンに、物語を語り伝えるなどして大きな影響を与えた。本書は、彼女の...
この記事は会員専用記事です
残り182文字(全文382文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。
