深々とお辞儀をして鳥居をくぐり、手水で身を清め、神前で再び頭を下げる。おさい銭を用意しようと、財布をのぞけば硬貨は1円3枚と、5円1枚のみ。これでは神様に失礼と参拝を諦めて、そそくさと神前を後にした ▼普段の買い物はスマートフォンで電子決済。店員に現金を手渡し、釣り銭を受け取るのは週1回のクリーニング店だけだ。財布を持ち歩いても中身はお店のポイントカードや病院の診察券など。現金をやりとりする機会...
この記事は会員専用記事です
残り299文字(全文499文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。
