福島市出身の箏曲演奏家遠藤千晶さんが1日、東京・銀座の王子ホールでリサイタルに臨んだ。邦楽の歴史や自らの音楽を顧みる中で、「一人、箏に向き合いたい」と全曲独奏のプログラムに挑戦。圧巻の手さばきで楽器の持つ多彩な顔を示してくれた。 舞台上には、淡いピンク色の着物をまとった奏者と箏1面。演目には、古典や近代邦楽の大家宮城道雄の楽曲と名曲がずらり。初披露となる委嘱作「糸のまにまに」を含む計4曲で、原点...
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